概要

法人が役員に対して支給する給与(報酬)は、一定の要件を満たしていなければ損金の額には算入されません。

損金の額に算入される給与として、業績連動給与というものがあります。

損金の額に算入される業績連動給与は業務執行役員に対して支給されるものにが着られており、今回は、この業務執行役員について解説を行います。

Question

業績連動給与は業務執行役員に対して支給される給与のみと聞きましたが、その業務執行役員の範囲を教えてください。

Answer

業務執行役員とは、業績連動給与に係る算定方法について報酬委員会において決定その他これに準ずる適正な手続きの終了の日において業務を執行する役員として、下記の役員に該当する者をいいます。
  (イ)取締役会設置会社の代表取締役及び代表取締役以外の取締役であって取締役会の決議によって業務を執行する取締役として選任された者
  (ロ)指名委員会等設置会社における執行役
  (ハ)(イ)及び(ロ)に該当しない役員で、実質的に業務の執行を行なっている役員
   そのため、取締役会設置会社における代表取締役以外の取締役のうち業務を執行する取締役として選定されていない者、社外取締役、監査役及び会計参与は、業務執行役員に該当しないとされています。

【参考法令等】

法人税法34条①三
法人税法69条⑨
法人税法基本通達9−2−17

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